団体視察・企業研修

研修プログラムについて

①美馬森プログラム  (馬 × 森 × 自然共生 × 人材育成)

 私たちは、馬や森、大地(地球)との共生をテーマにした企業・団体研修プログラムを提供しています。
 ストレス負荷の高い環境で働く方、気持ちの切り替えが難しい方、また不安傾向を抱える方にとって、自然環境と馬との関わりは大きな効果をもたらします。 都会の喧騒から離れ、森の静けさや馬の穏やかな存在に身を置きながら、日常とは異なる環境で“初めてのこと”に取り組むことで、普段の職場では見えにくい新たな一面に気づいたり、個の特性や強み・課題が自然と浮かび上がります。
 このプログラムでは身体感覚を取り戻し、馬との対話や協働を通じて自分自身やチームメンバーを見つめ直すきっかけとなり、相互理解や思いやりの深化につながります。自然と向き合う体験が、人と組織をしなやかに進化させます。

プログラムから得られる、しなやかな進化とは

 1.折れずに変わる 
    
 (竹のように、強風が吹いても折れずにしなって受け流しながら形を変えていく)
 2.無理に変えるのではなく、自然な方向へ育つ 
     
(剪定された木が光を求めて枝を伸ばすように、外から押しつけられた変化ではなく、内側の必然から変わっていく)
 3.馬との関わりで起きる“気づき”の積み重ね
     
(馬の反応を通して自分の癖や思考パターンに気づき、それを少しずつ調整していくプロセスのように、急激な変革ではなく、日々の微細な変化が積み重なって質が変わる)
 4.組織が環境変化に強くなる
    
 (自然界の生態系のように多様性を受け入れ、役割が流動的で、状況に応じて形を変えられる組織。トップダウンの硬い構造ではなく、風通しのよいネットワーク型)
 5.しなやかさ=回復力(レジリエンス)が高まる
    
 (嵐のあとに森が再生するように、困難やストレスからの立ち直りが早くなり、揺らぎを恐れずに前進していく)
 6.“変わること”を前向きに受け入れる文化が育つ
     
(四季のように変化を恐れず、むしろ変化を自然な営みとして歓迎するマインドセットが生まれる)
 7.本質を見極め、余計なものを手放す
     
(自然の中にいると、「本当に必要なものは何か」が見えてくる。その結果、シンプルで強い軸を持つようになる)

プログラムの特徴 

 ①自然のフィールドで学ぶ、身体感覚を伴う体験型
 ②スチュワードシップの視点を育てる

    自然を守る対象としてだけではなく、共に生き、育てていく存在として関わり、そうした視点を持ち、また育てることがネイチャーポジティブ社会の実現につながります。
 ③組織と地域の関係性を育む
    自然の中での体験と対話を通して、信頼関係・協働力・リーダーシップを育みます。企業、地域コミュニティ、行政など多様な主体が協働する力を高めます。
 ④越境体験を通じた成長・変化
    自然という日常とは異なる環境での体験を通して、固定化した思考や価値観を越える新しい視点を育みます。変化の時代に求められる柔軟な発想力と行動力を養います。
 ⑤チームビルディング
    自然の中での協働体験や馬との関わりを通して、信頼関係とコミュニケーションを深めます。身体感覚を伴う体験が、組織の関係性に新たな気づきをもたらします。
 ⑥社員ウェルビーイング・健康経営
    自然の中で心身を整え、持続可能な働き方を見つめ直します。社員のウェルビーイング向上と健康経営の推進を支援します。

なぜ今、このプログラムなのか

 気候変動や生物多様性の損失など、社会は大きな転換期を迎えています。企業活動や地域づくりにおいても、自然との関係性を見直すことが求められています。しかし、その変化を実現するのは制度や計画だけではありません。
 自然と向き合い、人と協働し、未来を創造する人材です。
 本プログラムでは、自然の世話人として関わるスチュワードシップ(Stewardship)の視点を軸に、持続可能な社会を支える人材育成を行います。

3種類のワークについて

 馬とのふれあいが心身に良い影響を与えることは、2021年から4年間にわたり私どもが実施してきた調査・検証実験でも確認されています。
 研修終了後には、多くの参加者の表情が驚くほど柔らかくなり、呼吸が深まり、本来の自分らしさを取り戻したかのような穏やかな笑顔を見せてくださいます。その変化こそが、私たちが大切にしている“自然と馬がもたらす力”の確かな証であり、組織の健全性やチーム力向上に寄与する研修価値そのものだと考えています。 
 馬たちとの協働ワークを通じて、非言語コミュニケーションの重要性を強く実感するとともに、相手がどのように感じ、考え、行動するかを想い、そのうえで、相手が自分のために喜んで力を発揮してくれるような関係を育むことができるために、私たちはどのような習慣やコツを身に付けると良いか学んでいきます。

 森の中に身を置くと、確かに自分も自然の一部なんだ!と、ことさらに実感します。また、大型馬のチカラを借りてなるべく地球に負荷をかけずに伐木を運搬する『馬搬』の実演見学からは、目に見えぬ絆のチカラに加え、人と馬が織りなす調和と”種を超えた美しい協働”を体感することでしょう。
 森を整える営みは自分の心を整える時間でもあります。森と共に生きる私たちの日常を体験して頂き、一緒に”心の森”を育みませんか。

 人間がこれまで大量生産・大量消費・大量廃棄の暮らしを続けてきたために、環境破壊や気候変動、エネルギー問題、ゴミ問題など様々な問題が深刻化しています。 ”地球への配慮、人への配慮、余剰物の共有”といった3つの原理と12の原則からなるパーマカルチャーは、永続的な循環型の農業のもと、人と自然が共に豊かになれるよう、自らの生活や地域社会をデザインしていくことを意味します。それらの概念を取り入れた里山の再生を私たちは展開しています。
 土や植物はもちろんのこと微生物や昆虫たちなど小さな命たちも含め、自然と共存する中で、お互いに助け合い『恵み』を分かち合うこによって、“足るを知る暮らし”の実現や、”手間暇かけた充足感あふれる暮らし”を実現する、より豊かな社会へと導いていけるでしょう。
 自分たちもそもそも自然の一部であり、活かし活かされていることを肌身で感じてみませんか。

プログラム形式

・半日プログラム
・1日プログラム
・2〜3日宿泊型プログラム
・企業・団体向けカスタムプログラム
 ~目的や人数に応じてプログラム設計を行います。

観光事業者向け研修

①インタープリター育成プログラム

 地域の自然や文化の魅力を、来訪者に深く伝えるためのスキルを育成します。来訪者の関心や背景に寄り添いながら、ナラティブ(物語性)を活かし、五感に響くストーリーとして届ける力を養います。

ネイチャーポジティブ・地域共生プログラム

自然を守りながら活かすスチュワードシップの視点を基盤に、ネイチャーポジティブ社会の実現に向けた人材と体制づくりを支援します。

一般事業者・個人向け研修

スチュワードシッププログラム

自然の世話人(スチュワード)として、自然と共に生きる視点と実践を学びます。
ネイチャーポジティブに取り組む事業者や自然再興に関心のある個人の方を対象に、実践的な体験と学びの場を提供します。

地域コミュニティ・自治体向け研修

地域スチュワード人材育成プログラム

 地域の自然資源を守り育てながら、持続可能な地域づくりを担う人材を育成します。自然との関わり方や地域資源の活かし方を学び、地域で活動するスチュワード人材の育成を支援します。

スチュワードシップ推進体制基盤醸成プログラム

 地域におけるネイチャーポジティブの取り組みを持続的に進めるための体制づくりを支援します。行政、事業者、市民など多様な主体が協働しながら、自然との関係性を育む地域基盤づくりをサポートします。

奥松島エリアの特徴をご紹介

東松島市は持続可能な観光地としての国際的な認証エリアでもあり、当市の奥松島エリアでは、我々だけでなく様々な企業や人々が自然との共生・資源循環・持続可能な暮らしや社会づくりのための多様な活動を展開しています。観光地としてのブランド化と国際的な認知度向上に伴い、昨今では大変注目されているエリアです。

東松島市は、観光庁から「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」の2021年度モデル地区に宮城県内で初めて選定されました。(全国で15地区が選定)

2022年9月27日(日本時間9月28日午前0時)、ギリシャ・アテネで2022年「Green Destinations Top100(世界の持続可能な観光地Top100選)の選出地域が発表され、東松島市が宮城県で初めて選出されました。「Green Destinations(グリーン・デスティネーションズ)」は、世界持続可能観光協議会(GSTC)が開発した、持続可能な観光の国際指標の国際認証団体のひとつです。

2023年10月、国際世界観光機構(UNWTO)が認定する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に、東松島市の奥松島地域〈野蒜・宮戸地域)が東北で初めて選ばれました。UNTWOが掲げる「ベストツーリズムビレッジ」のコンセプトは、”観光を地方創生推進の原動力にすること”です。つまり、ツーリズムを「地域外からの観光客が訪れるたびに、地域が発展していくもの」として定義しています。この認定により、持続可能な観光に取り組む地域として全世界に情報発信されることから、海外からの誘客に大きな期待が寄せられています。